デンソーの先進技術「Generative-AI-Robot」は、AIの指示で自律動作を行うロボットです。従来はティーチングと呼ばれ、専門家がプログラムする必要がありましたが、このロボットは生成AIが自らタスクを考え、基本スキルを組み合わせて実行します。
これによって、ロボットの導入や調整が従来よりも容易になり、多様な産業での活用が期待されています。特に効果を発揮するのは試作段階や少量生産段階など、柔軟な動作変更が求められるシーンです。また、従来のデジタル空間に留まるAIではなく、現実空間で人間と協働して動作することで、AIに物理的な実行手段を付与し、新たな労働形態を生み出していくでしょう。
高校生以上の皆さまも、この技術がもたらす「働く」の概念変革に注目してみてください。
出典 : https://www.sbbit.jp/article/st/140316