Home Assistantが提供するフリーのオープンソース家庭自動化プラットフォームは、オープンAIとGoogle提供の大型言語モデル（LLM）を利用した新しい音声アシスタント「Assist」をリリースしました。
Assistを使用すれば、自然言語での指示によってスマートホームデバイスをコントロールできるようになります。特定のリクエストに対して、「顔が見えないとZoomで言われたので、直してくれる？」や「部屋を明るくしてくれる？」のように話しかけるだけで応じてくれます。
この新しいアシスタントは、Home Assistant Core 2024.6という最新リリースにより利用可能になったことで、スマートホーム管理がさらに手軽になりました。DIYに精通していれば、ラズベリーパイ等のコンピューターにプラットフォームをインストールして、iOSやAndroidアプリ、あるいはウェブブラウザを通じてコミュニケーションを開始できます。
ただし、文書でのやり取りは無料ですが、音声での対話は月額$6.50または年間$65が必要です。
今後、Home AssistantはNVIDIAとの提携によりローカルで動作するLLMを開発中で、クラウド依存でないスマートホーム制御を目指しています。これにより、スマートホームのファンは、よりプライベートで高機能な生活空間を実現する手助けを得られるでしょう。
出典 : https://www.techhive.com/article/2359070/home-assistant-gets-ai-powered-voice-control-i-cant-wait-to-try-it.html