エッジコンピューティングを刷新する日本のスタートアップ、EdgeCortix。彼らが手掛けるのは組み込み機器向け高効率AIアクセラレーター「SAKURA-II」です。2024年5月、その性能が東京ビッグサイトでお披露目されました。この製品は、画像認識から言語モデルに至る幅広いAIモデルに対応し、極めて高い電力効率を誇ります。
創設されたのは2019年。彼らが提供するのは、再構成可能なプロセッサ、AIアクセラレーター、それらを支えるコンパイラやソフトウェアフレームワーク。「SAKURA-I」に続く「SAKURA-II」は更なる進化を遂げ、たったの8Wから10Wの消費電力で最大60TOPS、30TFLOPSの処理が可能に。エッジAIの新標準として期待されています。
AI技術の発展とともに、より高い精度と効率が求められる今、エッジコンピューティングの未来を担う存在として注目されているのです。
出典 : https://eetimes.itmedia.co.jp/ee/articles/2406/14/news021.html