米国のOpenAIが、細かな誤りも検出できる新たなAIモデル「CriticGPT」を発表しました。この技術は、ChatGPTなどの言語モデルが生成するテキストの誤りを見つけるために作られています。
ChatGPTは会話用に最適化されたAIであり、人間からのフィードバックを取り入れて学狒する「RLHF」という手法を用いていますが、その性能が高まるにつれて、人間も誤りを見つけにくくなっていました。
CriticGPTは、そうした微妙な間違いも指摘できるように訓練されており、AIが書いたコードに人為的に間違いを加えて、それを見つけるトレーニングを積んでいます。
このAIのサポートを受けてコードレビューを行うことで、パフォーマンスの向上が見込まれるとのことです。
ただ、今後はより長い文や複雑なタスクにも対応できるよう、改良が進められているとしています。
出典 : https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2406/28/news113.html