テックタッチが発表した調査結果によると、従業員1000人を超える大企業を対象にした生成AIの実態調査で、活用が進んでいる企業は全体の約1割に留まります。
週に数回使用しているケースが33.4%で最も多く、毎日使っているのは21.2%です。それに対し、「ほぼ全員が活用できていない」「大半が活用できていない」との回答は49.0%に上ります。
生成AIは「文章編集・添削」「プレゼンテーション資料作成」「議事録の自動化」といった業務で利用されていますが、活用が進んでいない主な理由は「業務で必要なケースがない」「利用用途がわからない」といった声が多いです。
また、活用するうえでの課題としては、活用方法の不明確さやAIの生成結果の不確実性、使いにくいインタフェースなどが挙げられています。
活用を促進するためには、業務での具体的な活用例の提示や、プロンプト作成の簡易化、既存システムとの連携が鍵を握るとしています。
出典 : https://japan.zdnet.com/article/35221352/