2024年7月22日、日本の伝統美をデジタルで蘇らせるAIモデル「Evo―Ukiyoe」が公開されました。
本物の2万4千枚の浮世絵を学習したAIは、色彩から紙の質感まで、浮世絵の特徴を忠実に再現します。
この技術を開発したのは、タイ出身のITエンジニアであり、日本の古典文学を研究するカラーヌワット・タリンさんです。
彼は「一般の人に日常の中で古典に触れてほしい」との思いを持ち、サカナAIのチームとともにAIモデルを開発しました。
従来のAI画像生成では捉えきれなかった浮世絵の風情を、AIによって精密に描き出すこの技術は、教育や研究開発を目的にサカナAIのウェブサイトで無料デモも試せるようになっています。
出典 : 浮世絵を描く生成AI、古典文学研究者が開発 サカナAIが無料公開: https://www.asahi.com/articles/ASS7L34R3S7LULFA02DM.html