中国では人工知能(AI)産業が急速に成長しており、数多くの大規模言語モデル(LLM)が公開されています。しかし、国外からアクセスするのは簡単ではありません。中国国内の電話番号が必要なサービスが多いからです。
ですが、英語対応のチャットボットなど、海外からでも利用可能なサービスも存在します。たとえば、バイトダンスの「ドウバオ」やジープーの「チャットGLM」は、外国の電話番号でもアクセスできるようになっています。
また、米国企業のハギング・フェイスを通じて、中国製モデルを試す方法もあります。アリババがリリースした「モデルスコープ」というプラットフォームでは、中国のLLMに容易にアクセスすることも可能です。中でも、オープン・コンパスが開発した「LLMアリーナ」は、複数の中国製モデルに手軽に触れられるため、非常に便利です。
これらのツールを駆使すれば、中国の先端AI技術を体験できます。さあ、あなたも中国発の最新AI技術を試してみませんか?
出典 : 日本人が知らない中国製LLMを日本から試す方法 https://www.technologyreview.jp/s/342038/how-to-access-chinese-llm-chatbots-across-the-world/