「ChatGPT」という人気のあるチャットボットは、様々な文章を生成するために使われていますが、その技術を活用した半導体企業NVIDIA(エヌビディア)のAI研究チームは、さらにその可能性に気づきました。彼らは、このチャットボットを「マインクラフト」という人気ゲームで遊ばせることによって、独自の行動を学ばせることに成功したのです。チャットボットは、何もない状態から自分で行動してゲーム内で様々な活動を行うようになりました。
これは、チャットボットが単なる文書生成ツールから「AIエージェント」と呼ばれる、さらに自立したシステムへと進化している兆しです。「AIエージェント」は、単にチャットするだけでなく、アプリやウェブサイト、さらにはオンラインカレンダーや表計算ソフトのような道具を使いこなすことができるとされています。AIのこの新しい進化に注目が集まっています。
出典 : https://toyokeizai.net/articles/-/711212