電子部品大手８社の令和６年４～６月期の決算が公開され、６社が増収を記録しました。この好調さは、AI（人工知識）関連部品の需要増やスマートフォン市場の回復が原動力です。
特に、AIデータセンター向け部品の販売が好調で、この分野を新たな成長分野と位置付ける企業も見られます。中でもニデックは、新事業として注力するAIデータセンター向け冷却装置で売り上げが伸び、営業利益と売上高の最高を更新しました。
村田製作所やTDKも同様に、スマートフォン用部品やAIサーバー関連の需要増加により、増益を達成しています。しかし、京セラは半導体関連製品の不振により減益を余儀なくされました。
円高が進む中、今後の業績への影響が気になるところですが、各社は戦略を練り、先端技術市場でのシェアの獲得を目指しています。
出典 : 生成AIブームが追い風 電子部品大手８社４～６月期、６社増収 スマホ関連も需要回復 https://www.sankei.com/article/20240805-O34C2KARSVKOLNNOFZU2MAHZCQ/