米国務省が、様々な機密レベルの政府データを安全に処理・分析できるAI機能を備えたプラットフォームを市場で探しているとの発表がありました。
先週公開された情報提供求め告知によると、この取り組みは市場調査の一環として行われています。特に、国防総省のImpact Level 6基準を満たし、FedRAMPの認証を持つ大規模言語モデルが必要とされています。
この動きは契約を結ぶ確定的なものではありませんが、国務省はすでに内部でAIチャットボットを導入し、ChatGPTのようなツールの使用を促しており、技術を外交使命の補助として活用しています。
深層偽造検出や紛争予測ツールなど、公共の利用事例インベントリには28のAI使用例があります。
応答期限は8月16日で、企業からは、多言語翻訳や高度なデータ管理能力、強固なセキュリティやアクセス制御を備えたAI生成コンテンツ処理製品に関する情報が求められています。
出典 : State Department conducting market research on an LLM it could customize https://fedscoop.com/state-department-conducting-market-research-on-an-llm-it-could-customize/