ニコラス・カルリーニをはじめとするGoogle DeepMindの研究者たちは、「正しいAIの使い方」と題して、AIの日常的な活用法や効果的な使い方に関する知見を共有しています。
カルリーニ氏は、大規模言語モデル(LLM)に対して多くの人が過大評価していると指摘しながらも、彼自身が多様なタスクにLLMを利用し効率化を体験してきたことを詳述しています。
特に、退屈なコーディング作業を半減させたり、新しいテクノロジーや言語の解説を受けたり、単調な作業の自動化を実現したりする例を挙げています。
彼は、LLMがまだプログラミングの専門知識を完全に置き換えるわけではないものの、多くの簡単なタスクを代替する可能性を持っていると強調しています。
カルリーニ氏は、LLMを活用して得られた経験はわずか2％に過ぎず、さらに多くの用途があることを示唆しています。
「AIが不得手な作業もあるが、その価値と可能性は計り知れない」と述べ、LLMの正しい使い方を探求することの重要性を訴えています。
出典 : Google DeepMindの研究者が解説する「正しいAIの使い方」とは？ https://gigazine.net/news/20240805-how-to-use-ai/