最近、画像生成AI「StableDiffusion」がPlamo Linuxにも導入され、簡単に美しい画像を作成できるようになりました。多彩なモデルが公開されているため、リアルな画像からマンガ風のイラストまでさまざまなスタイルを楽しむことが可能です。
しかし、この技術はクリエイターたちの著作権を侵害するとの議論もあります。一部では画像生成AIを使った作品への批判が見られますが、あらたな創作の可能性を広げるツールとしての価値も認識され始めています。
その一方で、クリエイターたちが自由に作品を共有し、多くの人が利用できるような試みとして「クリエイティブ・コモンズ(CC)」ライセンスがあります。たとえば、「初音ミク」のようなキャラクターの画像は、一定のルールを守るかぎり自由に使えます。こうした動きは、過去の文化の蓄積を活用し、新しい創造の道を開いています。
画像生成AIをはじめとする新技術とクリエイターたちが共存する新しい時代に、我々も心を開くべきかもしれません。
出典 : 第57回 生成AIと真夏の夜の夢 https://gihyo.jp/article/2024/08/zoku-gansiki-0057