岩手県の県立水産科学館では、展示ガイドとしてAIが導入されました。このAI生成の展示ガイドは、専用端末で再生する解説文を人工知能『チャットGPT』で生成したもので、来館者の年代や言語に合わせた案内が可能で、拠点の魅力向上と訪問者増加を狙っています。
端末を展示台にかざすと、ガイドの解説やクイズが音声で流れ、文字でも表示されます。さらに、新設の赤外線タグに近づくと、自動的に音声案内が開始します。これは、復興教育の一環として訪れた学生たちにも好評で、水産教育の充実と館内的な情報伝達が期待されています。
これからもAIの活用により、更なる訪問者体験の向上が期待されます。
出典 : https://www.iwate-np.co.jp/article/2023/11/1/152933