アラブ首長国連邦に本拠を置くテクノロジー企業G42は、
ヒンディー語に特化した大規模言語モデル「NANDA」を近々発表すると発表しました。
この発表は、アブダビの皇太子であるハリード・ビン・モハメッド・ビン・ザーイド・アル・ナヒヤンの
インド公式訪問中に行われました。NANDAの名前は、インドの高峰ナンダ・デヴィに由来しています。
ヒンディー語はインドで最も広く話される言語のひとつであり、
NANDAのリリースは5億人以上のヒンディー語話者にとって
AIの活用機会を大きく広げる画期的なものとなります。
13億以上のパラメーターを用いて約2.13兆トークンのデータセットで
訓練されたNANDAは、AI研究大学とG42社のInception、
Cerebras Systemsとの共同開発によるものです。
G42は2023年8月、世界で初めてのオープンソースのアラビア語LLM「JAIS」を発表し、
アラビア語の自然言語処理を変革しました。これに続き、
NANDAはインドの科学、学術、開発者コミュニティをサポートし、
ヒンディー語AIエコシステムの成長を加速させるG42のミッションを推し進めます。
出典 : G42 unveils NANDA, a Hindi LLM https://w.media/g42-unveils-nanda-a-hindi-llm/