今までバクラクによる生産性向上を目指してきたLayerXでは、人間を中心にシステムとの組み合わせで新たな業務プロセスを作り出す「リデザイン」に焦点を当て、AI・LLM事業部という新たな部門を設立しました。
チャットや対話の代わりに、自然言語処理エンジンとしてのLLMに注目し、より効率的なシステムを作り出そうとしています。また、LLMは自然に業務プロセスに溶け込むアシスタントとして、人の生産性を高める一方で、人間の責任や判断力を補完する存在であるべきだと考えています。
そして、現在金融領域、特にアセットマネジメントや証券領域にフォーカスして取り組みを進めています。今後、金融業界だけでなく、様々な業界における文書処理にLLMを活用し、業務効率化を目指していきます。
未来のイメージとしては、生成AIが人間の意思決定をサポートし、業務プロセスに沿って進行するアシスタントとして機能するものを描いています。その実現の方法は、対話やチャットだけに限らないシンプルなインタラクションによるものだと予想しています。
出典 : https://note.com/y_matsuwitter/n/nf6a1b781d447