ブラジルのポルト・アレグレ市で成立した条例が、実はAI「ChatGPT」によって作成されたものであることが話題を呼んでいます。
2023年10月に市議会全会一致で可決されたこの条例は、市議会議員のラミロ・ロザリオ氏が水道メーター盗難を防ぐ規則をChatGPTに依頼し、草案を元に提出したものです。
しかし、これがAIの産物であることは当初公表されておらず、法案施行後にロザリオ氏が明かす形となりました。
彼は隠蔽の理由として、AIによるものだからといって不公正に扱われるべきでないとの考えを示しています。
一方、サフォーク大学の専門家は、AIが機械学習システムであるため法的に問題が生じうると警鐘を鳴らしています。
市議会議長はAIによる立法の影響は避けられないとの見解を示し、AIの立法活動への参加に対する議論が深まっている現状を反映しています。
出典 : https://gigazine.net/news/20231204-local-council-ai-crafted-law/