文部科学省は、AIの利用拡大を受け2023年7月4日、学校でのAI利用に関する暫定ガイドラインを発表しました。
このガイドラインは、G7教育大臣会合などの議論を踏まえ、主に対話型の文章生成AIの適用例として提供されており、教育現場での適切な活用を判断するためのものです。
制限付きではありますが、このガイドラインは、AIがもたらす資質や能力の向上のために必要な初歩的なステップを示しています。
また、教員にとってのAIリテラシーの重要性や、それを実現するための働き方改革も指摘しています。
休暇中の読書感想文やレポートなどの学生の課題も視野に入れつつ、学校図書館や電子書籍との連携を含め、AIの利用が生徒にとって有益となる方法を考察しています。
この取り組みは、積極的で慎重なスタンスを示しており、AI時代の教育のあり方を考える上で参考になる内容となっています。
出典 : 文部科学省、「「初等中等教育段階における生成AIの利用に関する暫定的なガイドライン」の作成について（通知）」を発出 https://current.ndl.go.jp/car/184770
