OpenAIは昨年11月、開発者会議を開催し、CEOのサム・アルトマンはソフトウェアメーカーにChatGPTの上で構築するよう呼びかけました。この会社は、開発者や技術者でない人々もチャットボットのためのカスタム機能を作成し、それらを世界と共有することで収益を得られるマーケットプレイスを近々立ち上げると発表しました。
このニュースに対する反応は賛否両論でしたが、OpenAIのアプリストアは競争の激しいAI業界において独自の位置を維持する上での広範な戦略の一環です。アップルやGoogleのYouTubeのように、開発者やクリエイターを鼓舞し、定期的に新しいコンテンツを提供させることで、ユーザーを引きつけ続けることが狙いです。
現在はGPTストアが利用可能となり、ChatGPT Plusの加入者や企業向けプランを使うユーザーがアクセスできます。無料版のChatGPTユーザーはアプリにはアクセスできません。OpenAIによれば、既に300万人以上のユーザーがカスタム版のChatGPTを作成しています。
アプリから得られる情報もChatGPTと同様の会話形式で提供され、ユーザーは従来のChatGPT同様にクエリを投げることができます。ただし、開発者に対する収益の明確な方針はまだ発表されていません。これにもかかわらず、チャットGPT周りの大きな注目を背景に、OpenAIは開発者をプラットフォームへと引き込んでいます。
出典 : https://www.wired.com/story/openais-app-store-chatgpt-everything-app/