欧州連合(EU)は、人工知能(AI)を取り巻く法規制を強化する新たな「AI法案」について、加盟国大使による承認を得た。
フランスも当初の反対を撤回し、全会一致での合意に至った。
欧州委員会、欧州議会、加盟国との長時間にわたる話し合いの結果、特に発展が期待される生成AI領域の「基盤モデル」を規制し、開発の妨げにならないよう配慮がなされた。
承認を受けて、欧州委のヨウロバー副委員長はAIの安全なイノベーションを進めるためのルール作成の早急な必要性をツイッターで訴えた。
この法案はディープフェイクや情報操作に対する規定を含むため、今後の言語や法的文書の審査を経て、欧州議会での採決が予定されている。
AI技術の進展に対するEUの対応が、どのような影響を及ぼすのか世界の注目が集まっている。
出典 : https://www.asahi.com/articles/ASS230D2BS22UHBI03J.html