ニューヨーク、AI産業の中心へ―巨星OpenAIが進出

2024.02.15

WorkWonders

ニューヨークが人工知能(AI)企業のハブとしての地位を確立する可能性が高まっています。AI分野の最大手であるOpenAIは、ニューヨーク市内で最大60,000平方フィートのオフィススペースを求めており、不動産業界に新たな波を呼びそうです。
商業用不動産会社のRaise Commercial Real Estateが、OpenAIの代理人として活動し、旧Cushman & Wakefieldのブローカー、Jamie Katcher氏がその努力を率いています。
一方でOpenAIは、サンフランシスコのミッションベイ地区でUberの旧本社だった建物を利用するなど、既にベイエリアでの拡大を進めています。
特に注目を浴びているのは、ChatGPTの開発者として有名になったOpenAIは、急速に成長を続けるテクノロジー企業で、年間収入は20億ドルに到達しています。
しかし、AI業界の成長にはハードウェアを製造するチップメーカーの不足などの障害があります。
このことから、OpenAIのCEOサム・アルトマン氏は、UAE政府などの投資家から数兆ドルを調達する計画を発表しました。
ニューヨーク州知事のキャシー・ホーチュルはAIを経済開発戦略の中心に置き、州立及び私立大学が共用するAIセンター開発への2億7500万ドルの投資を発表しています。
マンハッタンのオフィス市場が復活した兆しとなるOpenAIの成長ですが、オフィスの空室率は記録的な高さにあります。

出典 : https://www.bisnow.com/new-york/news/office/chatgpt-maker-openai-looking-for-60k-sf-in-nyc-122853

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