ロンドン拠点のスタートアップ、Composoは、大規模な言語モデル（LLM）を活用したアプリケーションの精度と品質を評価するカスタムモデルを構築しています。LMMの可能性は高いものの、信頼性には不確実性が残る中で、企業が購入するLMM駆動のアプリが意図した通りに動作することを保証する機会を見出しており、そのアプローチにより、アクセンチュアやパランティア、マッキンゼーなどの顧客を獲得。
また、Composoはコードを書かなくても使えるオプションとAPIの両方を提供することで差別化を図ります。専門家や経営者でも、AIアプリの一貫性や品質、精度を自ら評価することが可能です。
最近では、あらゆる基準に基づいてLLMアプリケーションを評価するためのモデル「Composo Align」の公開APIを立ち上げました。スタートアップにとって少なめの200万ドルのプレシード資金を調達したComposoは、その資金でエンジニアリングチームの拡大、新たな顧客獲得、研究開発の強化を図っています。
この分野では巨大なテック企業も存在しますが、Composoは市場へのタイムリーな参入による優位性を訴えており、将来のAI利用における信頼性の確保に一石を投じることに挑んでいます。
出典 : Composo helps enterprises monitor how well AI apps work https://techcrunch.com/2025/02/07/composo-helps-enterprises-monitor-how-well-ai-apps-work/
